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コロナ禍のストレスー「こころ×子どもメール相談」の紹介(2021年12月31日まで期間延長!)

Updated: May 19, 2021


国立成育医療研究センターは、昨年の春から「コロナ×こどもアンケート」調査を随時行っており、最初の緊急事態宣言下、学校再開後、感染流行第2波、第3波と、長引くパンデミックで変化していく子どもとその保護者の生活やストレスの現状を、時間を追って明らかにしています。先日発表された第4回目の調査報告書では、回答したこども924人のうち、小学4~6年生の15%、中学生の24%、高校生の30%に、中等度以上のうつ症状があったと報告しています。


子どものうつは、現れる症状が大人と異なる場合が多いとのこと。腹痛などの身体の不調や、イライラ、不登校や引きこもり等、「気になる」サインに早めに気付いて、専門家に相談するのが重要です。


こうした現状に対処すべく、国立成育医療研究センターは「こころ×子どもメール相談」を実施しています。受付期間が2021年12月31日まで延長されました!期間中の、土曜・日曜・祝日15時から22時。18歳までの子どもたちが対象です。悩みや困りごとを一人で抱えている子どもに気付いたら、情報を伝えてあげて下さい。一緒に考えてくれる大人がいると知ることは大きな力に繋がると思います。



調査報告書には、回答した保護者3705名の29%に中等度以上のうつ症状があったという結果もありました。ワークライフバランスの変化等、育児世代のストレスは大きいと私自身も実感しています。子どものSOSに気付くためにも、保護者自身のセルフケアや周囲のサポートは本当に大切です。

先日、サンディエゴの現地情報誌ライトハウスの取材を受けました。こちらも、コロナ禍のストレスがテーマでした。長引くパンデミックが子ども達にどう影響しているか、また私がどう対応しているのかをお話しました。このJPSグループの活動を通じて、子どもを支えている大人ともっと繋がっていきたいと、心を新たにする機会でもありました。記事はサイト内のプレス内にアップしました。こちらもお読みいただけると嬉しいです。仁美

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