アメリカでは長期化する自宅待機やZoom, Google Meetなどを使ったオンラインミーティング、授業やセミナーにもすっかり慣れてきた頃でしょうか。子どもたちがお友達と交流する方法も様変わりしました。複数で同時に参加できる新しいアプリを使ったオンラインゲームにも慣れ親しんでいると耳にします。対面で今までのようにお友達と自由に会えないため、家族がスクリーン時間の制限を前ほどしなくなったことも一因でしょう。そうした中、昔ながらのボードゲームでコンピュータ画面を見続けることからくる疲れを癒したいものです。今日ご紹介するのは知育の要素もありそうなボードゲームです。中にはオンラインバージョンもあるゲームもあります。
アルゴは、子どもから大人までの脳トレゲーム。算数オリンピック委員会、東京大学数学科の学生有志、 数学者ピーター・フランクル氏らが共同で開発したゲーム。ルールは簡単で、遊べば遊ぶほど集中力・記憶力・分析力が身につき、論理的思考能力が向上するという。 6歳以上。
ラミィキューブは、留学生時代に友人夫婦と旅先で時間を忘れて熱中した頭脳ゲームで世界的なベストセラー。手持ちのタイルを早くなくしたプレイヤーが勝つ。誰でもプレイできて楽しめる。配列決定、パターン認識など理数科スキルの向上にも役立つ。毎回点数をつけて合算していくのも楽しい。ゲーム終了時に爽快な脳の疲労感が残る。8歳以上。
この色彩豊かなボードゲームではプレーヤーは、加減乗除を繰り返しながら真ん中の101まで早くたどり着いた者が勝ち。このゲームの独特のカラーコーディングを使えば誰もが乗除を学べる。それぞれの数字の素因分解のビジュアルが美しい。10歳以上。
数分でプレイの仕方がわかり、すぐに終了する面白いゲーム。何回も取り組むと戦略を深めることができる。いかにライバルを騙して倒せるかもポイント。大人も十分に楽しめる。10歳以上。
猫派で爆発物やレイザービームが好きなら向くとされているカードゲーム。知育というものではないかもしれないが、このロシアンルーレット式戦略ゲームはオンラインでの評価が高い。7歳以上。
作物を取引したり開発したりして入植者として自分たちの文明を作り上げるために競争をする、カタン島を舞台にしたゲーム。戦略・戦術を学べる受賞歴が多い人気ゲーム。10歳以上。
一切話さないでカードを1から100まで順に出そうとする協力するゲーム。無言で意思疎通を図るためにサイレントランゲージを作り出す必要がある。ゲームナイトや家族でも楽しめる。やみつきになる受賞歴の多いゲーム。10歳以上。
危険に溢れたパラダイスの遺跡で4つの聖なる秘宝を見つける生死を分ける冒険。
戦略的思考、問題解決能力、協調性が求められる。10歳以上。
南フランスの要塞を模して作られたこのゲームは意外に複雑な面もあり大人でも楽しめる。プレイヤーは順にタイルを引いて絵柄に合わせて置く場所を選ぶことで、騎士、僧侶、農夫、盗賊のいずれかになり、追随者を巻き込んで点数を上げる戦略を練る。最後に一番多く点数が入ったプレイヤーが勝つ。8歳以上。
各プレイヤーは赤、青、緑、黄の4色にわたるピースを21個もらう。これらはポリオミノと呼ばれる。ピースは同色のピースと角で触れるように置く必要があるというルールのもと
にプレイする。空間的推論能力を助けるゲーム。7歳以上。
一人でできるゲーム。初心者レベルからエキスパートレベルまでの60もの課題に基いた数独式論理と演繹法を使って可愛いチョコレートの箱を作る楽しいパズル。遊びやすくすぐに取り組める。8歳以上。
これは2−4人でできるゲームで、協力して演繹するゲーム。容疑者のキツネが逃げ出す前に、数々のヒントを元にどのキツネが犯人か暴く。5歳以上。
このゲームでは、2つのチームがエージェントと連絡を取りつつ暗殺を避けるために競争する。スパイマスターが1つの言葉でヒントを出すが、それがテーブルの複数の言葉を指すことがある。プレイヤーは他のチームがエージェント全員と連絡を取る前に正確に連絡を取ることが目標。10歳以上。
ロバート・キヨサキの「金持ち父さん 貧乏父さん」の本から生まれた、金融リテラシーを楽しみがら育てる教育的なゲーム。学校ではなかなか学べない故に、家庭で小さいうちからキャッシュフロー・キャピタルゲイン・資産と負債についての知識を与えておきたい。
理佐子
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